老朽化したマンションの現実

マンションには多くの人が住んでいます。多くの家族がいて、時間と共に変化します。
入居時は子育て同世代で、想い意見が同じ方向をむいていましたが、子供の成長と共に違う塾へ行き、違う学校へ通います。当然、学校の同じ部活の生徒の父兄との付き合いが濃くなります。
仕事を含めた日常の慌ただしさの中にいるだけで手がいっぱいだと思う中、仕事上のトラブルが発生すると心休まるときがありません。そこにマンションの会合やイベントがあっても、徐々に足が遠のくことは自然なことかもしれません。

3世帯で入居した優しいおじいちゃん、おばあちゃんを見かけなくなります。
だれが住んでいたのかわからない部屋が売りに出されたり、貸したりしています。知らない犬を連れた人を見かけるようになります。何回か外壁やエレベーターなどの点検や修繕をし、働き盛りだった人がマンションにいるようになります。
ある日、マンションの管理組合の役員当番で、会合に参加しました。
管理者から当マンションは大規模修繕の必要があり、修繕をするためには「区分所有者及び議決権の各4分の3以上」の賛成が必要です、と説明を受けました。
概略的に「区分所有者」とはマンションの部屋の数であり、「議決権」は専有部分の床面積の割合です。「区分所有者及び議決権の各4分の3以上」とは、会合の出席者ではなく総数です。
あなたは、どうしますか?

国土交通省が耐震性の不足するマンション、第三者被害をもたらすマンション、バリアフリー基準の不適合マンションなどを放置するのではない手法を提案・検討しています。
これで運営が整うマンションはわずかではないでしょうか。
公共の福祉と個人財産の境界を行政がどこまで踏み込めるのでしょうか。


2024年4月23日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

マンションの修繕工事

マンションの修繕工事に伴う足場は、あまり高さを持たないものでは一般家屋同様鋼製足場を用います。作業のしやすさがメリットで、風の影響を受けることや足場のある工事期間中は部屋に光が当たらないことがデメリットです。
タワーマンションではゴンドラを用います。メリットは作業していない部屋については、日当たりがよく日常の生活を送れることです。デメリットは風が強いと作業ができないことです。
タワーマンションで下層部は鋼製足場、上層部ではゴンドラを用いることになると、住んでいる方の不公平感が出ますし、エレベーターの改修工事が必要になると同様のようです。
マンションの工事手法の決定はどのようにするのでしょうか。

2024年4月20日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

賃貸仲介手数料20%OFF

不動産事業を展開し約1年、地域の皆様からご要望・ご相談・ご意見をいただきながら、勉強・成長させていただいています。
地域の皆様への感謝と共に、さらに成長するために賃貸仲介手数料(賃料の1か月分+消費税)を20%下げさせていただき、80%で仲介させていただきます。
賃貸物件を探されている方、転居を迷われている方、特に用事のない方も含めて、ぜひ「かやしま不動産」にお越しください。



山手

 山の手とは、高台にある住宅地で、四谷・赤坂・青山など区部の西側の台地の区域を指します。
山手(やまて)は、山よりの土地をいい、山の手にあやかってか高台で見晴らしがよいと、昭和40年代に開発された住宅街が多くあります。
昭和49年にリリースしたユーミンの「海を見ていた午後」に唄われる「山手のドルフィン」がありますが、山手によい印象を与えたかもしれません。
昭和40年代の活力のあった時代では、高台にある自宅に帰る途中の上り坂は、それほど気にならなかったと思います。しかし、それから50・60年の月日が過ぎ、家族のありかたなどの意識の変化と少子・高齢化などの社会状況の変化から、地域の人口減少による空家が多く発生しています。
ぼくらは過去の事象が現在に問題視されていることはわかります。それを端的に指摘することもできます。しかし将来については、一定のあいまいさが含まれたり、日々の生活が精一杯で考えることがあまりなかったりします。
今、マンションが材料・労務費の高騰より非常に高値になっていますが、よく売れています。タワーマンションも人気です。居住空間が面ではなく上空に広がっています。
50年後、タワーマンションはどうなっているのでしょうか?

2024年4月15日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

家事

今日は自宅にいました。
朝家族を駅まで送り、部屋の掃除をして、晴れる予報だったので布団干して、本を読んでいると、ご近所の方が雨が降ってると教えてくれて、布団を入れ、買い物に行き帰宅後再度布団を干し、犬の散歩後布団を取り込み、少しうたた寝し、風呂の掃除をしたら、17時過ぎていました。
やれ、やれ。

2024年4月12日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

大粒の涙

学芸大学駅西口商店街にある花壇のブロックに、70過ぎのおばあちゃんと黄色の帽子を被った5歳くらいの女の子が座っていました。女の子は泣き声と共に、遠くからでも見て取れる涙をこぼしていました。通りかかったおばあちゃんと同世代の女性が声をかけると、「ママ、パパがいいー」と女の子は叫びました。
たぶん、パパでもだめじゃないかな。

2024年4月10日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

入学式

中丸小学校の入学式が終わったようで、ご父兄と新一年生を多く見かけました。小雨がたまに降る曇り空でしたが、いくつかの夢とそれを壊れないように大事に包み込んでいる思いを感じました。
下馬公園に行くと、学芸大学付属高校の新一年生が学芸大学駅に向かって歩いていました。何人かは公園に咲く桜を写真に収めていました。
みなさん、おめでとうございます。

2024年4月8日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

昭和時代

私は昭和39年生まれなので、戦後20年、生後40年が過ぎているため、戦前に近いように見えますが、校内暴力があり、なめ猫が流行り、社会に出る頃には「新人類」と呼ばれた自己主張の強い年代です。
今朝のテレビで、そこそこ年を重ねた方のあおり運転について報じていましたが、私の年代に近い方かもしれません。

2024年4月3日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

みんな、がんばれ

4月1日は、私だけでなく新社会人、新大学生、新高校生たちみんなの始まりの日でした。
昨日うまくいかなかったと思っている新〇〇さん、しょんぼりして下を見ないで、胸を張って上を見てください。違う景色が見えると思います。みんな、あなたと話したいと思っています。みんな、あなたに話を聴いてもらいたいと思っています。
大丈夫、きっとうまくいく。楽しんでください。

2024年4月2日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明

今日から民間人です。

私、萱嶋弘明は、昨日日野市役所を退所しました。
電車通勤は20年ぶりです。以前のように通勤中に本を読もうと思い、入所したころに読んだ村上春樹氏の「ダンス・ダンス・ダンス」を昨日購入しました。
JR中央線では本を読む人はなく、みなスマホを見ていました。JR山手線に乗ると、ぎゅうぎゅう詰めでスマホを見る人もいなくなり、東急東横線はとても空いていたのでパソコンを開ける人もいました。
時間はたくさん過ぎましたが、明日も「ダンス・ダンス・ダンス」を読みながら通勤します。

2024年4月1日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 萱嶋弘明